1本の針・ヨモギの葉っぱ・温かい手
私たち鍼灸師は、1本の針・ヨモギの葉っぱ・施術者の手を使い、万病にアプローチしています。
- 「鍼でなんで治るのですか?」
- 「お灸は何がいいのですか?」
よくそのようなご質問をいただきます。
たしかに「針を体に刺し」「ヨモギを燃やして」病気が治るとは大変不思議な現象です。
しかし、そもそも「病気」自体が不思議なものではないでしょうか?
「風邪はウイルスの感染で・・・」とは言いますが、なぜ感染が成立するのでしょうか?
なぜ 薬を飲むと体内でウイルスが死滅するのでしょうか?
- 「風邪を起こすウイルスだから」
- 「菌を殺すお薬だから」
本当にそうでしょうか?
漢方の世界に入り、私は今まで以上に「その方の健康状態が病気を引き起こす事」「薬をきちんと作用させるには、まずは飲む方の体力や免疫力というパワーが必要」なのではないかと思っています。
さまざまな治療を行っても効果の出ないことを「薬石効なし」と昔から表現します。
現代医学でもお薬を服用してもなかなか効果が出ない事があります。
その時は薬だけではなく「石=砭石【へんせき】(石の針・現代では鍼を指す)」を試してみてはいかがでしょうか?
「醫」という字の持つ意味は「癒」であり「手当て」であります。
私たち鍼灸師は、1本の針・ヨモギの葉・施術者の手を使い、あなたの「辛い」を直接触り、撫で、癒します。
おひとりおひとりに必要な強さ・優しさ・心地よさを心掛け、日々技術の向上に努めておりますので「ちょっと怖い」という方もお気軽にご来院くださいませ。
無料カウンセリングのみのご来院も歓迎です。